統合失調症で、これをすると悪化するだろうと想定されることを調べてみました。
統合失調症が悪化するであろう原因(してはいけないこと)
・批判の表現
・当事者本人を責める
・敵意(排他)のある表現
・情緒(感情)的に巻き込まれる表現
・あせらせる表現
・殺伐とした家庭内の環境
・当事者本人のまえでオロオロと心配をする
・服薬の中断
・生活リズムの乱れ
・過度なストレスを持たせる
・過度な不安を抱かせる
・孤立させる
・劣等感(自己肯定感が低い)を持たせる
統合失調症が悪化しないように予防しよう!
・ストレスコーピング(備えと対処法を知る)
・生活リズムを整える
・心の栄養をとる(日々の楽しみを作る、余暇を確保、リフレッシュ)
・睡眠時間を確保する(6~7時間※個人差あり)
・食事は3食とる
・規則正しい生活
・体調が悪くなりそうだと作業量をセーブする
・いくつか自分を助ける方法を持っておく
・家族や主治医などに「この方法があったね」と言ってもらえるように前もって共有する
・何でも継続をすること(夜はやく寝る)
・焦ることを何とか耐えて日常生活を継続する(規則正しい生活)
・人とのつながりを大事にしてほしい
・はやく治療を受ける(重症化を防ぐ)
・ビタミンB6(ピリドキサミン)の適量摂取(2022年3月7日現在※研究中みたいです)
・悩みや困りごとは信頼できそうな人に相談する
・孤立を避ける
・つらい事や問題が続くときは精神科を受診する
・不安や悩みを、ひとりで抱え込まない事
・体調が良くない早期警告サインを家族間で互いに把握しておく
患者当事者としての私の体験談
昔、柔道をしていた時ですが、柔道場では強くなるために、顧問の先生も、「こら!自分から攻めろ!」と強く干渉をされました。
武道をする上で、強くなりたい目標のもと、激励をしあっている世界の為、「(先生は、自分を鍛えてくれている)」と思い、体調の良い時は、感謝をすることができます。
しかし、徹夜を2日間して、体調が不調な時、例えば柔道場で、同じく顧問の先生に「こら!自分から攻めろ!」と言われた時、「(なんで怒るんだろう、自分のことは自分で決める。勝手だろう)」と、感謝とは外れたことを考えて、柔道をしていた、という時があったかと存じます。
また、体調が良くなると、「(いつも、鍛えてくれている先生に感謝)」と思えるのです。
まとめ(感想含む)
体調が良い時と比べ、体調が良くない時は、ささいなことでも、心のダメージとなりやすいのかと存じます。
そういう時に、批判をされたり、はやくしろと急かされたり、「(当事者に対して)あなたが悪い」と責められたりすると、普段は、思わない事でも、自分に言った方に対して、言った方の本意とは別に、過剰な解釈を体調良くない時の、当事者自身としては、取りかねないのかと存じます。
人は誰でも、体調の良くない時は、あるかと存じます。
例えば、体調が良い時に、近くで家族が、テレビを何度もチャンネルを変えたことがあったとしても、普段は気にならないとしても、風邪で38度の体温で、頭痛がしているとしたら、同じくテレビを近くで、何度もチャンネルを変えられると、「(頭いたいし、チカチカするし、音もゴチャゴチャするし、やめてくれないかな)」と思うかもしれません。
このことからも、統合失調症は、誰もがかかる風邪みたいな「一時的な病気」と思えました。
つまり、統合失調症が、だれもがかかるような病気とするならば、風邪の場合では、うがいをする、手を洗う、と同じように、予防をすることが大事なのかなと思いました。
そして、統合失調症の当事者に対して、してはいけない事を大きくまとめますと、焦らすことや孤立させたりして不安にさせる事、また服薬を自己判断で中断すること、生活リズムの乱れなどが、主かと思われました。
感想として、人それぞれ、状況があるかと存じますので、必ずしてはいけない、というわけではございませんが、できるだけ避ける事、また、行ってしまったとしても、その後のケア(※上記の予防法などを参考)が大事なのかなと思われました。
ご高覧頂き、誠に有難うございました。
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